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自分の相棒は自分
2024.06.08 カテゴリー: ( ブログ )
大きなライフステージの変化や、持病の服薬調整中などには、謎の倦怠感があったりします。
倦怠感を感じる時、あなたならどんな風に付き合っていきますか?
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。
どんなにしんどくとも、大人な私達は、いつも外側からは誰にも分からないように、元気に、にこやかに、そして、いつも通りにしてしまいがち。
それが社会人だし、マナー、思いやりと教わってきていたりします。
この4月から5月にかけて、持病の発達障がいのADHDと双極性障害(双極症)の服薬調整中で、副作用なのか?ずっと熟睡出来ず、赤ちゃんのような3時間睡眠が3週間以上続いていた時の和声です。
副作用かな、更年期かな、などと思い込むと大切なものを見過ごしてしまいがちなので、あまり続くようだったら(1-2週間以上しても、休んだ後も回復傾向がなければ)、早めに受診も視野に入れてみるとよい、要注意案件でした。
おそらく今回は、年末からここまで、自分ではなくても大切な人達に、人生に何度も無いほどの大きなライフステージの変化があった事に少し疲れていたのかな。と振り返って改めて気づきました。
私は側で見守るだけでしたが、疲れがやっと感じられるほど、気が抜けてきた、安心してきたのがいまだったかもしれません。
大切な人の味方になる時に、忘れてならないのが、「相棒」です。
その相棒は、自分の1番身近にいて、片時も離れずに傍に居てくれる相棒、「自分自身」。
自分にも 味方になって一言を添えながら、だからこそ、大切な家族や友人、お客様など大切な人の味方になり続けていけるのです。
味方になって、自分へ一言!
「あと○日だね!きっと乗り切れるよ」
「 頑張ってて偉い!」
けれど、時には「もう頑張ってるよ、もっと頑張れってこと?!」と小さな自分が暴れます。
そんな時は、沢山沢山労って、
「ごめんね、あとで○日だけ一緒に頑張ってくれるかな? ありがとうね!助かるよ〜。その後はいっぱい休もうね~」
自分にも 「一緒に」というと、とても安心して動けます。 自分の体や心へのペーシングという安心感つくりの手法です。
誰かの味方になるのは得意だけど、いつも自分は優先順位の最後の方で後回しな人にこそ、ご参考になればと願います。
あなたは、
「大切な自分に、味方になってなんと声を掛けたいですか?」
子供が不登校で悲しい時は
2024.05.01 カテゴリー: ( ブログ )
「始業式」は…○○
あなたにとって、○○は何が入りますか?
いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。
入学式に始業式。
大人達も年度が変わり、新しい環境に皆が精一杯の春。
始業式前後から、不登校の本人達よりも不安な親御さんたちのご相談をよく頂くようになりました。
行くかな、行かないかな、、、
傷つかないように最悪(と思う)状態をイメージしてみたり。
マイナスイメージをしすぎて、不安になったり子どもの可能性を信じられなくなったり。
行けるように子どもを第一優先で、自分の人生で向き合うことや、大切なものを後回しにすると、子供に振り回されることになったり。
「始業式、今日だったけど行けませんでした…。」
そんな悲痛なメッセージには、和声はこんな風に返します。
・今回「は」行けなかったんだね。
→ずっと行けていなくても、今回「も」と過去の事まで悲しまなくていいですからね
・どんなに親として、様々な想定と腹を括る事をしていたとしても、ショックな気持ちも、悲しくなる気持ちもあって当然。
→子どもの結果だけでなく、自分にガッカリしてしまうのもよくある事です。
和声には、どれもが想定内。だからこそ、こんな風にお返事します。
↓
「よかよか! ショックだなーー 悲しいなーー(泣)と 思う存分、今だけの気持ち、味わっておいてくださいね」
だって、子どもが元気になってしまったら、笑顔で過ごせるようになったら、自立してしまったら、、、
こんな気持ち、残りの人生でももうなかなか味わえない貴重な感情かも知れませんからね。
そして、感情をしっかり味わったその後にオススメワークを1つ。
「こんなにショック、悲しいのは、何を大事にできなかったと思ってるからだろう??
私は本当は何を大事にしたかったんだろう?」
と自分に聞いてみる。
自分の気持ちを受け止めることができたからこそ、そこで終わらせずに、 その次へ。
マスターコーチングでは、
感情は出来事が作るのではなく、
出来事+個性(大切なもの)が作ると言われています。
子どもが学校に行かない、という1つの出来事が、親の不安や悲しい気持ちを作るなら、全ての親が同じ感情になるはず。
けれど、不安な親、悲しむ親、怒る親、ほっとする親(頑張りすぎて倒れる我が子が休んでくれたらほっとするかもしれませんよね)…
色んな感情が、その親御さんごとに変わるなら、一人一人違う個性=大切なものの違いが、感情を生み出す源泉だったのです。
そうですよね、人は大事なものにしか決して感情を動かさない。
自分にとってどうでもいいもの、興味のないものにはそもそも感情は動かないのです。
何を大切にしているかが分かると、自分の気持ち(本音)を自分で 受けとめることが出来るので、子どもをコントロールしようとしたり、逆に子どもに振り回されることも減っていきます。
「怖いのかな? 不安すぎるのかな? どんな感じ?」 と自分に聞けるからこそ、どんな答えを言う自分も、答えが今はまだ分からない自分も、否定せずに受けとめてあげる。
自分を受けとめてあげられてから、子どもたちにも聞いてみましょう。
「今、どんな気持ち?怖いのかな?不安すぎるのかな?どんな感じ?」
と。
スキル的な聞き方や言葉よりも、どんな気持ち、どんな状態の自分が言うか、が影響します。
「何を言うかより、誰が言うか」が大事。
親御さんたちは、皆さんお子さんの事で悩まれ、相当学んでいらしています。
変化も成長もしてきています。
それでも悲しいのも、ショックなのも、それだけ大切にしたい想いがあるからこそ。
ご自分のことも、子どものことも、大切に過ごせますように。
和声は、いつかお悩みのあなたの心の実家のようになれたら、と思います。
「ひとりじゃないよ」
「ひとりにしないよ」
一緒に悩んで、成長して、悲しみも喜びも味わって生きていきましょう♪
環境変化が不安なあなたへ「人間関係の極意」
2024.04.09 カテゴリー: ( ブログ )
あなたの春は、どんな環境変化がありますか?
いつもご覧くださり、ありがとうございます。大人の発達障がい当事者で、コーチング講師の和声です。
卒業、入学、入社は元より、引越しなど大きな環境変化が自分にも周りにも多くなる季節ですね。
障害のある方や、繊細な若者などとお話していて、最近よく話題になる環境変化は、実は自分の事ではなく周りの変化からの影響による「環境変化」だったりします。
担任の先生、上司、主治医、ヘルパーや訪問看護・支援事業所など、担当者の変更は、支えてくれる存在のため思いの外、大きなストレスとなっています。
人によっては、不安と恐怖から、時には予期不安で過呼吸などパニック発作を起こす人も。
こんな時にオススメなワークをご紹介します。
①やり方(スキル)と②在り方(マインド)に分けてお伝えしますね。
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①やり方:良かった出会いノート
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ノートに、今まで出逢ってきた良い人たちを書き出してみます。
支援者だけでなく、家族や趣味の繋がりでももちろんOK。今は関係性が無くなっていてもOK(学生時代の誰々など)
人間関係でイメージが湧かなければ、良い楽器店、お気に入りのラーメン屋さんなどお店や気持ちのいい店員さんやコミュニティなども良いですね。
推しがいる人は、ぜひ推しを書きましょう!
人が難しければ、お気に入りのアクセサリーなどの物でも、逆に楽曲など形のないものでもOK!
出逢えて良かった、と思える存在を思いつく限り書き出していきます。
「私は、自分にとって良い出逢いを引き寄せる運の強さを、間違いなく持っている!」
↓
と、自分を信じる種を持つことから始めます。
離れていくものも、変化することも、生きていく中では自然なこと。
怖くて寂しくて恐ろしいけれど、悪いことじゃない。
変化しながら、ちゃんとまた良い人と出逢ってきたはず。
少なくとも、和声のブログに出逢ってくれていますね。
出逢ってくれてありがとう!
私も10年近く助けて貰っていたヘルパーさん(毎週毎週1番話を聞いてもらい支えてもらってきた方)がいましたが、事業所の廃業で新しく変わる事がありました。
どんなに勉強してきても、成長してきても、和声だって怖いものは怖い!
そんな環境変化の時に実際に試して、効果絶大、不安と恐ろしさを乗り越えられた方法です。
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②あり方:自分を信じて自立する
○良い人と出逢えてきた自分を信じる
○相手次第から、自分次第にする
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どんな人と出逢うかが不安になるのは、相手に「してもらおう」
(安心させてもらおう、幸せにしてもらおう、助けてもらおうなど)
と思っているからです。
自然な思考ですが、実はこれが落とし穴。これ、相手次第なんです。
相手次第とは、相手の言動や反応などによって振り回されている状態ですね。
だから不安も恐怖も止まらなくなる。止まらない不安の感情が、身体症状で表現されるとパニック発作や腹痛などで現れることもあります。
私が今回、ヘルパーさんの変化から改めて感じて、覚悟し直したこと。
それは支援者に対しても、 お医者さんに対して、例え、こちらが障害者や利用者だとしても、 「助けられるだけの人」ではないということ。
欲しい関係性は、自分次第で作っていくということ。
未来への不安は、過去の多くの傷つきと一緒に、他ならぬ自分の事を無力な存在、虐げられる存在として扱いがちになります。
ついつい、
私は患者だし、利用者だし…
相手はプロだし支援者だし…
やってもらって当たり前、
前の人もしてくれたから次の人も当然これくらいはしてくれるはず、言ったんだから分かってくれるはず、
と思いがちな自分に気付きました。
しかし、そうではなく。
・自分から、相手にも理解してもらいやすいように丁寧に伝える。
・伝えたとしても、分かってもらって当然じゃない。伝わるまでが私の責任。
・コミュニケーションは相互、1回完結ではなく、スタートしたばかり。
支援者と言えども、相手を一人の人として見て、労いや感謝を忘れず、良いところを見て伝える。
やってもらって当たり前、前の人もしてくれたから当然ではなく、
「当たり前に分かってもらえる・助けてもらえる」期待を手放し(減らし) ていく。
期待を手放すとは言え、自分なんて分かってもらえない、誰も助けてくれない、のとは違います。
分かってもらうことも、自分と相手が共に作る共同作業のイメージです。
お仕事をする時の自分のように、助けてくれる人、支援者さんやお医者さんに対して【おもてなし】を自分ですると決めました。
いい自分だけを頑張って見せている訳でもなく、自分のためにした選択。
それは、ドラえもんののび太のように、「ドラえも~ん!何とかしてよう!」とリクエストするだけの子供の立場から、大人同士の対等な関係へ変わるイメージ。
どんな支援者さんか?相手がどんな人か?で関係が決まるのでなく、
「どんな関係性をこれから作っていきたいか? 」を主体的に考えていくことがとても大切なポイントです。
今日はちょっと心の筋力が必要なチャレンジですが、支援を受ける時だけでなく、人間関係の極意にもなる本質的な方法をお伝えしてみました!
さあ、ここまで読んでみていかがだったでしょうか?
あなたの春の不安が、ほっとしたり、何とかなりそう、何とかできそうになりますように♪
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支援者さんと上手く日もいかない日も、和声は見守っていきますね。
もし困った時には、和声と一緒に作戦会議もできますよ。
↓
○初回無料30分電話相談
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