モヤモヤとイライラ、ムシャクシャと、相手に怒りを感じる時に、和声だったらどう対処するか?
2023.07.18 カテゴリー: ( ブログ )
暑さが続くだけでも、人はイライラしやすいですよね。
そもそも感情は、身体の五感から感じる『快・不快』から枝分かれして生まれてきたそうです。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。大人の発達障がい当事者で、コーチング講師の和声です。
細菌公式LINEにご質問を頂くことが続いています。普段はYouTubeライブなどでお答えしていますが、今日はブログにも書いてみます。
頂いたご質問は、
『モヤモヤとイライラ、ムシャクシャと、相手に怒りを感じる時に、和声だったらどう対処するか?』
ご質問、ありがとうございます。
1人で考えすぎて迷宮入りしたり、なかなか変化しない時には身近な誰かやコーチなど味方になって聞いてくれる人に、
(ここ、大事です!)こうして、新しい視点をもらうのもよいですよね。
さて、私の場合は、
①セルフコーチングをする。
自分と対話して、何にイライラしているのか?
相手ではなく、どうして私は○○にこんなにイライラするんだろう?
いつから?何がキッカケ?昔も似たことは感じたことあった?
私はどんなパターン(思い込み、信念、パラダイム)を持ってる?
何が大事にしたいから?
じゃあ、どうやって大事にする?
…と、ずっと自分と向き合って、本当の気持ちを見つけます。
やり方は、ノートやスマホのメモに書き出したり、一人で難しい時にはコーチやカウンセラー、セラピストさんの力を借ります。
②色んな人に話す
あとはヘルパーさんや家族、友人などにも話します。
これは、ただ吐き出して一瞬楽になるためだけに話すだけじゃなくて、話しながら自分の言葉や感じ方、考え方の変化を見ています。
悩みは不平不満、愚痴っぽくなりやすいので、聞いてくださる方に感謝を伝えながら、一人の人に集中しないよう分散して(相手に依存しないように)
③行動を変える
長く大切な人間関係(家族やパートナー、仕事など)なら、相手と話し合います。
あなたの○○のせいで~~なる、ではなく主語を「私は」「私にとっては」にして、
「私は何が大切なので、○○だと~なります」
「なので、もしお願い出来るなら△△にしてくれたら嬉しいです」
そこまで話し合えない関係性や話し合いたくない時には、相手ではなく自分から変わる。
その方が断然早いからです。
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昔、デイケアで働いていた時に、あるおばあちゃんの利用者さんに和声が嫌われたことがあります。(私がミスして)
そこから、私の悪口を上司に伝えられ、担当を外されました。
とはいえ、その方は変わらず利用されるので、挨拶はしていましたが、いつしかその利用者さんからは私だけ無視されるように。
そこで、悩んでいた私は
「自分はどうしたいか?どんな自分でありたいか?」
を考えてみました。
出した答えは、
「私は誰に対してもコミュニケーションを大切にしたい。担当は外れて何も出来ないけれど、挨拶は○○さんに来てもらえて今日も会えて嬉しいです」
と言う気持ちを込めて、
笑顔と笑声で「おはようございます!」だけは挨拶し続けました。
そこから数ヶ月後。
挨拶やお話が出来るまでに信頼関係が回復、新たな関係性を育てることが出来ました。
後日談、その職場を辞める時。
最終日にその無視されていたおばあちゃんにも挨拶をしに行くと、どの利用者さんよりも、どの同僚よりも泣いて心から惜しんで下さって、でも私のこれからに背中を押して応援して下さいました。
忘れられない良い思い出です。
もちろん、結果、信頼関係が出来たのは良かったけれど、私にとっては相手に関係なく、自分軸を大事にできたことがかなり大きな分岐点になりました。
コーチングでは、自分らしい人生の選択ができる人が、人生の主人公といいます。
コーチングを学ぶ前の話ですが、なりたい自分になっていくのが、欲しい未来への道かなと思います。
私の話が決して正解でも立派な事でも無いけれど、ご質問者さんや読んで下さる方の参考になれば。
さて、ご質問者さんのお陰でとても良い言語化になりました!
ありがとうございます。
イライラも、ムシャクシャも、、
あなたらしい人生の扉を開ける鍵かもしれません。