Blog for hope ~夢を与えるブログ~

「誘導や押しつけにならない伝え方」

2024.06.30 カテゴリー: ( ブログ )

「誘導」と言うと、どんなイメージでしょうか?
あまり良いイメージは無いかもしれませんね。

 

いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。

親子の会話にしろ、職場にしろ、何にしろ、誘導はしないで自由に話し合える方が、意見も言いやすく、顔色も伺わずに済み良い話し合いがしやすくなります。

 

お互いにとって良い話し合いにする時に気をつけて欲しいことが、誘導や押しつけをしないこと。

かと言って、もちろん意見を伝えていけない訳ではありません。

 

意見は伝えて、その上でどちらを選ぶもよし、どう受け取るか(あるいは受け取らないか)は相手の自由。
答えを持たずに、相手の「視野を広げるために」伝えるのはありですよね。

その時は、
①「すこし思った事があったんだけど、お伝えしてもいい?」と聞いてから

②「……と私は思ったんだけど、読んで(聞いて)くれてありがとうね。○○さんは、どう思ったかな?」 と感想や意見を「必ずセット」で聞く

 

すると、相手を尊重しつつ、押し付けや誘導になりにくくなります。
ちょっとした工夫で、日々のコミュニケーションから味方を届けていくこともできます。

あなたが尊重したい意見は、誰のどんな意見ですか?
相手の視野を広げるために、伝えたいのはどんな想いですか?

 

あなたが、今日も大切な人の味方になれていますように。

自分の相棒は自分

2024.06.08 カテゴリー: ( ブログ )

大きなライフステージの変化や、持病の服薬調整中などには、謎の倦怠感があったりします。
倦怠感を感じる時、あなたならどんな風に付き合っていきますか?

 

いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。

 

どんなにしんどくとも、大人な私達は、いつも外側からは誰にも分からないように、元気に、にこやかに、そして、いつも通りにしてしまいがち。

それが社会人だし、マナー、思いやりと教わってきていたりします。

 

この4月から5月にかけて、持病の発達障がいのADHDと双極性障害(双極症)の服薬調整中で、副作用なのか?ずっと熟睡出来ず、赤ちゃんのような3時間睡眠が3週間以上続いていた時の和声です。

副作用かな、更年期かな、などと思い込むと大切なものを見過ごしてしまいがちなので、あまり続くようだったら(1-2週間以上しても、休んだ後も回復傾向がなければ)、早めに受診も視野に入れてみるとよい、要注意案件でした。

おそらく今回は、年末からここまで、自分ではなくても大切な人達に、人生に何度も無いほどの大きなライフステージの変化があった事に少し疲れていたのかな。と振り返って改めて気づきました。

 

私は側で見守るだけでしたが、疲れがやっと感じられるほど、気が抜けてきた、安心してきたのがいまだったかもしれません。

大切な人の味方になる時に、忘れてならないのが、「相棒」です。
その相棒は、自分の1番身近にいて、片時も離れずに傍に居てくれる相棒、「自分自身」。

自分にも 味方になって一言を添えながら、だからこそ、大切な家族や友人、お客様など大切な人の味方になり続けていけるのです。

 

味方になって、自分へ一言!
「あと○日だね!きっと乗り切れるよ」
「 頑張ってて偉い!」

けれど、時には「もう頑張ってるよ、もっと頑張れってこと?!」と小さな自分が暴れます。

 

そんな時は、沢山沢山労って、
「ごめんね、あとで○日だけ一緒に頑張ってくれるかな? ありがとうね!助かるよ〜。その後はいっぱい休もうね~」

自分にも 「一緒に」というと、とても安心して動けます。 自分の体や心へのペーシングという安心感つくりの手法です。
誰かの味方になるのは得意だけど、いつも自分は優先順位の最後の方で後回しな人にこそ、ご参考になればと願います。

 

あなたは、
「大切な自分に、味方になってなんと声を掛けたいですか?」

子供が不登校で悲しい時は

2024.05.01 カテゴリー: ( ブログ )

「始業式」は…○○
あなたにとって、○○は何が入りますか?

 

いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。

 

入学式に始業式。
大人達も年度が変わり、新しい環境に皆が精一杯の春。

始業式前後から、不登校の本人達よりも不安な親御さんたちのご相談をよく頂くようになりました。

 

行くかな、行かないかな、、、
傷つかないように最悪(と思う)状態をイメージしてみたり。
マイナスイメージをしすぎて、不安になったり子どもの可能性を信じられなくなったり。
行けるように子どもを第一優先で、自分の人生で向き合うことや、大切なものを後回しにすると、子供に振り回されることになったり。

 

「始業式、今日だったけど行けませんでした…。」

 

そんな悲痛なメッセージには、和声はこんな風に返します。

 

・今回「は」行けなかったんだね。
→ずっと行けていなくても、今回「も」と過去の事まで悲しまなくていいですからね

・どんなに親として、様々な想定と腹を括る事をしていたとしても、ショックな気持ちも、悲しくなる気持ちもあって当然。
→子どもの結果だけでなく、自分にガッカリしてしまうのもよくある事です。

 

和声には、どれもが想定内。だからこそ、こんな風にお返事します。

「よかよか! ショックだなーー 悲しいなーー(泣)と 思う存分、今だけの気持ち、味わっておいてくださいね」

 

だって、子どもが元気になってしまったら、笑顔で過ごせるようになったら、自立してしまったら、、、
こんな気持ち、残りの人生でももうなかなか味わえない貴重な感情かも知れませんからね。

 

そして、感情をしっかり味わったその後にオススメワークを1つ。

「こんなにショック、悲しいのは、何を大事にできなかったと思ってるからだろう??
私は本当は何を大事にしたかったんだろう?」

と自分に聞いてみる。
自分の気持ちを受け止めることができたからこそ、そこで終わらせずに、 その次へ。

マスターコーチングでは、
感情は出来事が作るのではなく、
出来事+個性(大切なもの)が作ると言われています。

子どもが学校に行かない、という1つの出来事が、親の不安や悲しい気持ちを作るなら、全ての親が同じ感情になるはず。
けれど、不安な親、悲しむ親、怒る親、ほっとする親(頑張りすぎて倒れる我が子が休んでくれたらほっとするかもしれませんよね)…
色んな感情が、その親御さんごとに変わるなら、一人一人違う個性=大切なものの違いが、感情を生み出す源泉だったのです。

 

そうですよね、人は大事なものにしか決して感情を動かさない。
自分にとってどうでもいいもの、興味のないものにはそもそも感情は動かないのです。

何を大切にしているかが分かると、自分の気持ち(本音)を自分で 受けとめることが出来るので、子どもをコントロールしようとしたり、逆に子どもに振り回されることも減っていきます。

「怖いのかな? 不安すぎるのかな? どんな感じ?」 と自分に聞けるからこそ、どんな答えを言う自分も、答えが今はまだ分からない自分も、否定せずに受けとめてあげる。

自分を受けとめてあげられてから、子どもたちにも聞いてみましょう。
「今、どんな気持ち?怖いのかな?不安すぎるのかな?どんな感じ?」
と。

スキル的な聞き方や言葉よりも、どんな気持ち、どんな状態の自分が言うか、が影響します。

「何を言うかより、誰が言うか」が大事。

親御さんたちは、皆さんお子さんの事で悩まれ、相当学んでいらしています。
変化も成長もしてきています。
それでも悲しいのも、ショックなのも、それだけ大切にしたい想いがあるからこそ。

ご自分のことも、子どものことも、大切に過ごせますように。
和声は、いつかお悩みのあなたの心の実家のようになれたら、と思います。

「ひとりじゃないよ」
「ひとりにしないよ」

一緒に悩んで、成長して、悲しみも喜びも味わって生きていきましょう♪

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