『失敗はなくならない』
2020.08.19 カテゴリー: ( ブログ )
『失敗』て聞くとどんな気持ちになるでしょうか?
皆さん、こんにちは。
いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。
さて今月のブログは、最近『失敗』が、より一層多い気がしておりまして、思わずテーマにしてみました。
今年最初のブログでは、
≪自分づくりは、自分の生かし方~楽しく生きる方法≫
≪環境づくりは、自分の活かし方~楽になる方法≫
での具体的な環境、のひとつとして『ステイケーション』のお話しをしていました。
実は、このステイケーションも、様々な工夫も大きく言えば『失敗をしないための工夫』だったりします。
今、社会の中でお仕事をさせてもっている私にも、そんな『失敗しないための』工夫が無数にありました。
ほとんどのお仕事が日に日に無くなり、キャンセルの連絡ばかりだった3~4月。
一気にほとんどのお仕事が、自宅オンラインになった5月。
少しずつリアル研修に戻り始めた6月。
そして一気に予想以上の早さで訪れた新型コロナ第2波の7月。
特性や感覚に凸凹の大きい発達障害の人や、安定していることが難しい精神障害をもつ人達だけでなく、誰もが大きな≪変化≫を経験し、そして経験し続けている今。
今まで乗れていた電車にも上手く乗り換えられなくなっていたり、
移動や人といるときに使っていたエネルギー量を見誤って疲れはてて、次の予定に支障がでたり。
スケジュールの確認が抜けていたり、見間違い、勘違い、の連続だったり。。。
変化の中を生きながら、どうしてもある失敗に自分が自分に打ちのめされそうになっていたとき。
何年も一緒にサポートしてきて下さったヘルパーさんからこんなことを言ってもらいました。
『失敗は、支障に含まれない。
失敗は、行動した結果、経験だから。
失敗する機会すらないことが、その人が生きる上での本当の支障になるんじゃないかな。』
失敗は無くならない。
けれど、その失敗をできる、その失敗を次に生かせる環境や人達があることの有り難さを噛み締めています。
失敗するわたしも愛してあげよう。
その失敗も、次への成長。
その失敗も、生きやすさへの工夫のもと。
その失敗も、人の有り難さを感じさせてくれる宝物かもしれないから。
あなたは『失敗』を人生の支障にしたいですか?
それとも、人生の体験にしたいですか?