愛知県障害者委託訓練(いぬやまe-コミュニティーネットワーク様)にて、味方学実施しました。
2024.09.17 カテゴリー:ニュース ( ニュース )
9月に、いぬやまe-コミュニティーネットワーク様で行われている愛知県障害者委託訓練の授業の1コマとして、コミュニケーション授業「味方学」をお届け致しました。
味方学は、コミュニケーションの中でも質問型コミュニケーションと言われているコーチングを元に作られています。
一言で味方といっても、味方学でお届けするのは「人生の味方」です。
「人生の味方」とは…
①相手が目指していることを理解する
②相手が今大切にしている思いだけでなく、未来に大切にしたい思いも大切にする
③相手が思うように進んでいる時も、そうでない時も、相手の可能性を信じて見守る
という「味方三原則」で定義しています。
味方三原則の全てに通じる土台となる1回目「自分を受けとめる」のテーマで、当日は3人の参加者さんへお届けしました。
「自分を受けとめる」というテーマでの質問は、生まれて初めて考える質問もあり、普段意識していないけれど、既に持っているものやそれぞれの思いや考えを、改めて言語化してもらいます。
毎回そうですが、今回も参加者の皆さんが、それぞれ違う自分ならではで豊かにもっているものに気付きながら、他の人の考え、感じ方の多様さを認め合える回となりました。
障害やご病気を持っているからこそ、得られた経験や気付きもありましたが、障害など関係なくそれぞれの方が持つ価値観や感性の素敵さが際立ちました。
最後には、就活や就職後の不安への質疑応答も応用編としてさせて頂きました。
コーチング講師としてだけでなく、私自身が発達障害や双極性障害(双極症)の障害当事者として働き、就労支援にも携わってきた支援の経験からお答えしました。
いぬやまe-コミュニティーネットワーク様では、毎回、年代やご経験、障がい種別は様々な方が共に学んでいらっしゃるご様子が印象深く残ります。
パソコンでの資格取得を前向きに目指されたり、味方学に取り組まれる姿は、応援せずにはいられません。
出会うおひとりおひとりが、自分らしく幸せに働き続けるためにも、味方学を通して「人生の味方」をお届けして参ります。