和声の年末年始・生存計画
2022.01.30 カテゴリー: ( ブログ )
『年末年始』『長期休暇』と言えば、何を思い浮かべるでしょうか?
皆さん、いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。
今年も、1ヶ月が過ぎようとしています。
今年も宜しくお願い致します。
お正月は穏やかな時間を過ごされたり、家族との再会など温かな気持ちになられた方も多いかったかもしれませんね。
実は、日々、様々な工夫で、日常生活やお仕事、心身の健康を、絶妙な『アンバランスな和声のバランス』で生きていた私にとって、1年で一番危険な季節がお正月の長期休暇。
2022年今年の年末年始は…
酷い鬱で寝たきりの7日間を過ごしました。
仕事やヘルパーさんなどのいつも予定が無くなる長期休暇は、まさに命の危機。
自分なりに危機予防に予定をいれていても、それを上回る鬱がきてしまえば、全キャンセル。
鬱が酷くなると自律神経失調症も悪化して、体温調整もままならず34℃台になってしまうことも。
強い躁状態と危機的な鬱を繰り返していると、一睡もできず40時間、頭が動き続けたり、 メンタルもおかしくなってきてしまいます。
そんな時には、こんな風に寝たきりの自分に言ってあげることにしています。
『でも、生きているので、もうそれだけで、何も望みません、 生きてて偉い。息してて、偉いよ、わたし。』
年末年始などで、通常のお仕事や学校、ヘルパーさんや病院、友人や人とのコミュニケーションや居場所が、異空間のように、ぽっかり違ってしまうこの季節。
精神障害をお持ちの方やご家族との関係に悩まれている方など、日々をギリギリで生きている人達には、めでたいお正月もちょっとサバイバルな季節である場合もあるのかもしれません。
和声は、鬱から復活してから、鬱からの復活シリーズとしてYouTube講座を2本作りました。(ただでは起きませんね笑)
今年の年末年始の生存計画も、計画中。
▪️温泉での湯治
▪️精神科の計画入院
▪️ショートステイ
▪️お友達など知り合いのおうち
▪️在宅+訪問看護
▪️誰かにご飯を作りに来てもらう
▪️働く
などなど、使える使えないは関係なく、福祉制度や、インフォーマルな関わりも、総てを創造して生存計画を模索中です。
全ての工夫は…失敗しないためよりも、大切なものを大切にするために。
そんな合言葉で、サバイバルを生き抜くことを、今日も楽しみましょう♪
今年も一年、生き抜きました。ありがとうございます。
2021.12.25 カテゴリー: ( ブログ )
今年も残すところあと1週間。
あなたの今年を色に例えると何色でしょう?
皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。
12月に入って「今年やり残したことは?」「今年の十大ニュースは?」と、今年を振り返る質問をいつも考えていたり、14年分のコーチングの勉強や自分のセッション記録を振り返ったり、、、
今年も含めて過去を見つめたり掘り起こしたり、抱きしめていく時間をすごしていました。
発達障害の脳の特性の中に「過去脳」というのがあると昔本で読んだことがありましたが、長らく私も自分の過去と仲良く、時に苦しめられながら生きてきました。
未来志向の得意なコーチングを学んでからは、過去だけではなく「どんな自分になりたい?」「どこに行きたい?」「何をやりたい?」「誰に会いたい?」、、、と、沢山の質問から未来を見つけることも随分と得意になりました。
今年の私の十大ニュースでは、公認心理師合格がトップになるかと思いきや、7番目でした。
実は一番にきた大きなニュースは、関わる方との死別でした。
沢山の別れをどんなに経験しても、毎回毎回「あぁ、そうだった自分は精神障碍者だった」と痛感させられるほどダメージを受けてしまいます。
生きてる限り別れも死に別れもあって当然、自然な事。とはいえ、どうしても平気にはなれないけれど、どんなにダメージを受けながらも沢山の人に支えられて助けてもらって、そのお陰で今年も生き抜くことが出来ました!
皆さんのお陰です。心の底から本当にありがとうございます。
十大ニュースの2番目は、生きる気力を失うほどに辛かった死別の時に、そっと側に居てくれた人がいた事でした。
一番の悲しみはその中に一番の幸せも暖かさも抱きしめて入っていました。
悲しみを悲しみだけで終わらせない。悲しみを癒して生きる希望や喜びをこれからも一緒に見つけていけたらとってもとっても嬉しいです。
和声の今年を色に例えるならば、悲しみ色も喜び色もどの色も輝く『虹色』だったと思います。
嵐の後には虹が出る。
今年が幸せだった人も辛かった人もこれから輝く虹の日がありますように。
今年も一年、あなたも生き抜いてくれてありがとうございます。
来年もまた一緒に生きていきましょう。
感謝を込めて講座を作りました『ADHD&双極性障害と受験勉強』
2021.11.23 カテゴリー: ( ブログ )
資格取得や受験など、長期的な目標を達成する為の勉強法は一体いくつあるのでしょう?
皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。
前回、公認心理師合格のご報告をさせて頂き、大変多くの方々からあたたかいお祝いのメッセージを頂きました。
お一人お一人のメッセージを読ませて頂きながら、「あーそうなんだ」と、ひとつ自分自身に気づいた事があります。
合格を知った時よりも、周りの方が私以上に喜んでくださっている様子が何よりも嬉しくて嬉しくて驚きました。
実は合格を知った時は、嬉しい感情はもちろんあるのですが、驚くほどささやかな嬉しさでした。
どれくらいささやかかと言うと、きっとテンション的には、アイスクリームのピノで当たりの☆のアイスが出た時の方が嬉しいくらいのささやかさ。
私にとって合格は嬉しさよりも「ほっ」と体の力が抜けた安堵感が一番大きかったです。
一年続けてきた受験勉強や出来ない自分と向き合う葛藤、多少の不安、受験勉強が入ったことによって、イレギュラーになった生活リズム…
綱渡りをするようなアンバランスさが終わる安堵感や、自分や周りの人としていた合格の約束を守れた安堵感だったように思えます。
私が学んだマスターコーチングでは、感情が動くところには必ず「大切なもの」が隠れている。
何故なら人は自分にとってどうでもいいことに、決して心が動かされないから。
そのひとりひとり違う大切なものが、その人らしさ「個性」であり、大切なものを大切にすることでその人がほしいプラスの感情を味わって、自分らしい幸せな人生を歩むことが出来る。と学んで来ました。
であるならば、私にとって「合格」が私を幸せにするのではなく、「大切な人を喜ばせる」事が私を幸せにするほど大切な個性だったのです。
私自身、今思えば発達障害の特性や時代もあって、中学校に半分(1年半)行けない不登校や引きこもり、鬱病やパニック障害などで、何が一番辛かったかというと、私がみんなと同じように出来ないことで、両親の笑顔がなくなり泣き顔や心配した顔、一緒に働く人たちや家族の困った顔、怒った顔、悲しむ顔を沢山見てきた事でした。
私にとってそれは、ありのままの私では大切な人を大切に出来ない、大切な人を喜ばせられない、迷惑な存在、ダメな存在、殺してしまいたいほど嫌な自分、そんな自分のせいで周りの人たちを苦しめているとしか思えませんでした。
今思えば周りの人は私を大切に思ってくれるからこそ、心配したり悲しんだり、一緒に苦しんでいてくれたのですけどね。
当時は私が何を大切にしていたのかも分からず、相手の事も分からず、発達障害であることも知らず、ただただ自分が悪いと自分を責めながら、早く死んでしまいたかった。
けれど私はコーチングと出逢って、味方と出逢って、私が何を大切にしたかったのかを知ることが出来ました。
出来ない事も人と違うことも間違いじゃない。違いは個性、その人らしさが輝く素。
私は大切な人が喜んでくれること、喜ばせられることがとっても大切だったんだ。
だからこんなに苦しんだし、沢山の出逢いと繋がりを通して今私はこんなに幸せなんだと気づきました。
相手が喜ぶかどうかはその人の自由だけれど、「大切な人が喜べる未来の為に今私が出来る事って何だろう?」
そんな問いを持ちながら私は私の大切なものを大切にしていきたいと思います。
・・・ということで!
この一年、発達障害と双極性障害のアンバランスを持ちながら長期的な目標「合格」に向けて私がやってきた方法をミニ講座にまとめました。
発達障害、ADHD、双極性障害だけでなく、体調やメンタルに波がある人や、子育てや仕事、介護などとの両立で悩む人とのヒントになれば嬉しいです。
あなたの周りで不器用だけど応援したい大切な人がいる方は、よかったら教えてあげてください。