「日常の中で子どもの話の聴き方」
2025.09.17 カテゴリー: ( ブログ )
子どもの話や大切な人との話。
どれくらい聴いていますか?
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。
こんなご質問を頂きました。
「子どもの話を聴きたいと思いつつ、日常生活の中で聞き流す比重がすごく大きくなっているなと改めて感じました。
話を聴くより寝たい、ちょっと一息つきたい、休みたいと思う自分がいます。
和声のように10分で満足してもらえるような聴き方が体得できるといいなぁと思いました。」
私も初めからできていた訳では無いのですし、逆にコーチングを学ぶ前は全く聴けていなかった時期も長らくありました。
休みたい感覚はとても大事です。
しかし気付くと、今に流され、本当に大切に聴いてあげたかったことが聴けないまま終わってしまうことも。
オススメは、休みを先にとって疲れ過ぎない範囲から聴き始めてみること。
毎日5分ご飯の時だけとか、
1週間に1回○○の送り迎えの時は、
など「これなら今からでも出来そう」と思えるベビーステップを作ることがコツになります。
もう1つは、
・相手の感情が動いた時
・○○について相手から「話したい、聴いて欲しい」と言われた時(子供なので言葉無くてもいつもと違う態度の時)
など
「ここだけは疲れてても聴く!
なぜならば私が聴きたいから!
聴けないと未来の私が後悔しちゃうから!」
と決めておくのも日常で聴ける自分作りに効果的でした。どうぞお試しあれ。
大切な人の味方になりたいあなたが、日常の忙しさに飲まれて後悔しないで済むように。
そっと応援しています。
「患者力と自立」
2025.08.27 カテゴリー: ( ブログ )
痛みや症状の中にも、もしも何かメッセージがあるとしたら…なんと伝えたがっているんでしょうか?
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。
・微妙に違うことが起きる
・痛みの前の違和感
・いつもと違う疲労感や、続く疲労感
何か症状が出る前にも、未病と言われる不調の状態はそこかしこに現れているもの。
私たちは、そんな身体や心からのメッセージが緊急SOSになる前に気づくことができているでしょうか?
私は、医療の専門家ではありませんが、長年の患者である経験や仕事柄、発達障がいやメンタルの病気での受診や転院、入院のご相談を受けることが多いです。
そんな時に、こんな風に質問されたことがありました。
「ちょうどいい医師に出会えれば、良き処置に出会える、という事でしょうか?」
その通りですが、これしか方法がない場合、ギャンブルになってしまいます。少し前から言われている「親ガチャ」もおなじ構図ですね。
どうしてこのような相手に振り回される事が起きるのか?と言えば、 自分を無力な被害者にしてしまうからなんです。
患者であっても、子供であっても、そして親自身も微力な時もあるかもしれないですが、無力では無い。
まず、痛みや症状を通して、
・本当は自分はどうなりたいか?
・その為に、どういう医師や関係性が必要か?
・病院や医師、治療法を調べたり、インフォームド・コンセントを求める、セカンドオピニオンに行く
・入院先の情報を前もって集める、医師に相談する
など出来ることをしておくことが出来ます。
さらに、伝え方、聞き方、考え方、選び方を磨いていく。
それが患者力ですし、 子供も大人も、本当の意味で「自立」していけるのでしょうね。
医療や薬(福祉制度も含めて)の利用は、病気で出来ないから使う、ダメだから使うのではなく、
「なりたい自分」「欲しい未来」
になるために、主体的に関わっていけたら、ストレスも減りながら一患者を超えて「患者力のある人生の主人公」として、自立して生きていけそうに思います。
あなたの患者力、人生の主人公度合いは自立できていますか?
和声が日々のご相談や質問から、ふと思ったことをこうしてブログでまたお伝えして行きますね。
病気や障害があっても、なくても、今日も皆さんが健やかに自分らしく過ごせますように。
嫌な事ばかり起きる時の捉え方と、新しい自分作り
2025.07.31 カテゴリー: ( ブログ )
実は、嫌こと、嫌な人が立て続けにあらわれるのは、人生が激変する予兆だと言われたりします。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。
例えば、今まで我慢の人生を送っていた方が、新しく 「自分らしい人生」を生きていく 時などは、思いがけない別れやトラブルなどを通して、人間関係の総入れ替えに入っているのかもしれません。
私も、離婚して、母が亡くなり、父が亡くなり、子どもと別れ、家を失い、全財産が700円になり、人生6回目の交通事故にあったのもすべて約1年間の出来事でした。
同じ出来事でも「嫌なこと」と捉えるか?
「生まれ変わりの現象」と捉えるか?
辛い出来事で終わらせることも、成長の機会にすることも、どちらも、人は選ぶ事ができます。
よりよい未来のための引き出しのひとつとして、落ち着いたり切り替えになるワークを用意しました。
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まずは、イメージからスタートが良いですね。
①落ち着いて深呼吸や美味しいお茶など飲んで、 【ひとつリラックスできる動作】を決めてする。
②リラックスしながら、セリフを淡々と言うイメージをする(出来れば口に出してみる)
「ピンチはチャンス」
「人生がよりよくなる予兆だ!」など
③落ち込んでいる人に伝えたい時も、言ったことで相手が変わる事をゴールにするのではなく、自分のために自分が相手に伝える行動を選択する事がゴール。
伝えられたら、まずそこで相手がどんな反応でもOK。
相手の反応は、否定しないで受け止めて流せばOK (元気になるのもしばらく落ち込んでいるのも、その人の自由な選択として尊重する)
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【ひとつリラックスできる動作】
↓
人前でも、zoomなどしながらでも、そっと出来る動作がオススメ。
例えば、
・自分の身体(座っているなら太ももや膝や、手でもいいですね)を摩ってあげる
・こっそり、サインなど
・意外と効果あるのは、あえて口角を上げて笑顔で、穏やかな癒しの声で話すこと(パニックや攻撃的になっている人相手に和声はよくしています、自分も落ち着くので)
実際に落ち着いてる状況で、その動作を何度もすることで、逆に 「この動作をすると、落ち着く、リラックス出来る」 と脳が判断、反応するようになります!
パブロフの犬状態ですね。こうして、落ち着きもリラックスも 自分で作っていくことが出来ます。
ピンチの時ほど何とか出来る引き出しを用意しておくのがオススメです。
小さなワークですが、これからも皆さんの自分らしい人生と新しい人生を、いつでも応援しています。