Blog for hope ~夢を与えるブログ~

感覚過敏と脳のキャパ

2021.08.28 カテゴリー: ( ブログ )

「お買い物」と言ったらどんなイメージが浮かびますか?

楽しい?わくわく?めんどくさい?
人それぞれ、その時々によっていろいろなイメージがあっていいですよね。

 

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。

 

私にとってお買い物というと、ずばり苦手なもの。
発達障害の2次障害で双極性障害がある私にとって、もっと言えば慎重にしないと帰宅後に吐いて倒れてしまうほど疲れたり、生活が後々困るほど買いすぎてしまったり、、、なかなか難易度の高い物でした。

今まで私は買い物で疲れてしまうのは、脳の情報処理が出来るキャパがそんなに多くない事とそもそも感覚過敏の特性からスーパーやお店に置いてある商品からの様々な色や形、言葉の数々、、、そんな視覚情報の多さに、人酔いならぬ「物酔い」をしてしまうことにありました。

 

———- そこで私が工夫している事 ———-

・大型店舗は避けて個人商店で買い物をする
・買うものメモを事前に作成して、メモ以外のものは見ない、買わない
・買い物に行けるくらい元気な時は、双極性障害が躁転していることが多いので、買いすぎない様リミッターを用意する。

 

リミッターとは、

①一万円以上は商品を見つけて一回目で買わない。
帰宅してから熟考し、ファイナンシャルプランナーの先生と相談などワンクッション置いてからほしい気持ちと家計のバランスを見てから購入する。

②一人で買い物に行かない。
私の場合、毎週ヘルパーさんに買い物の同行支援をお願いしています。
毎週会うことで躁状態と鬱状態の私を知ってもらい、自分で気づかない軽躁状態も先に気づいて買いすぎていることをフィードバックしてもらう事で、買いすぎを予防。


 

ちなみに物の多さに疲れるなら、ネットで買い物すれば大丈夫な人も多いと思いますが、私の場合ITが非常に苦手なことと、ネットの中でも文字や写真を視覚情報の多さや、そもそも何が自分の欲しい物か見つけることも大きなハードルになっているので、ネットお買い物は、ほぼほぼ得意な人(ITドクター)にお任せしています。

 

本当はお買い物の楽しさや嬉しさもあるはずなのに、でも発達障害や双極性障害の特性や症状によって、苦しさや上手くいかない失敗体験、こんなことも満足に出来ないダメな自分と、自分を責める理由に今までずっとしていました。

それでも一つづつ凸凹の私なりの工夫やリミッターを発見していくことで、省エネのお買い物も楽しいお買い物も少しずつ出来るようになってきました。

 

今私は精神障害を持ちながら一人暮らしをする当事者です。

私が日々暮らしたり働いている中で発見や工夫してきたことが、障害のあるなしだけでなく、自分の凸凹やアンバランスさに疲れたり、自信を失っている人の背中をそっと押してあげられるヒントになったら嬉しいです。

和声の夢が叶った話

2021.07.28 カテゴリー: ( ブログ )

和声の8年越しの夢が叶いました。

 

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。

 

私が特別顧問・コーチング講師として8年関わっている通信制高校サポート校 NSA高等学院での事でした。

 

この学校には生徒へのコーチング授業だけではなく、同じコーチングプログラムとメンタルケアを保護者の方々にも毎月提供するファミリーサポート講座「ふぁみさぽ」があります。

 

ふぁみさぽでは、多くの親御さん達から、お子さんの不登校や発達障害など、深いお悩みやお気持ちをずっとお聞きしてきました。

 

子供たちへのコーチング授業は、「肯定的なコミュニケーション」「味方の存在」を体感する場。
生徒に授業で届けるだけでなく、親御さんにも同じようにコーチング=「肯定的なコミュニケーション」を届けることで、親御さんにも味方を届けたい。

肯定的なコミュニケーションで体感出来るのは、親も子も、どんな気持ちも、どんな今も、否定されずありのままの自分を受け止めてもらえる安心感。

 

そしていつか、
親御さんだけではなく、
生徒も一緒に、
卒業生もいつでもこれて、
卒業生の親御さんももちろん。
色んな立場の人々が、その違いを越えて一緒にそこで、安心して笑って参加できる。

そんなダイバーシティなごちゃまぜのふぁみさぽ。
それが、和声の8年越しの夢。

 

まさに2021年7月、ふぁみさぽで24人の親子&卒業生参加、サポーター、先生…
ふと気付くと私の目の前には夢にまで見た光景が実現していました!

ふぁみさぽでは、沢山の大人も子どもも、懐かしくも大人になった卒業生も、在校生で大人数が苦手だったりメンタルがめちゃめちゃしんどい生徒も、それぞれのペースで参加します。

学校らしくない机にバランスボールやソファー、ラグマットなど、自由に選べるホールの中で、どこでどうやって学ぶか、また今の自分の体調やメンタルに合わせてどこまで参加するかを自主的に選んで参加する事が出来ます。

 

友達の不調に気付いてそっと教えに来てくれて、友達のサポートを先生に頼んで自分は自分の選んだ場所でしっかりワークをする生徒。
メンタルが落ち着かずクッションに身体を沈めて、ぬいぐるみを抱きしめながら、それでも参加してくれた生徒。
外ではなかなか喋れないのに、グループワークにチャレンジしてくれた生徒。
どの生徒も、学校で気持ちを否定されずに聞いてもらってきているので、ペアワークでは大人達の話を先に聞いてあげしっかりと受け止めてあげていました。

 

親御さん自身が人生の主人公として生きて、子どもが学校に行くか行かないか、障害があるかないか、に関わらず幸せに生きている未来。

一番しんどい所や、傷付きやすい入学当初から見てきていた生徒たちにも、私達にも、とてもとてもチャレンジでダイバーシティな企画でした。

夢にまで見たビジョンそのままの光景が拡がっていました…。

 

その時私は、キング牧師の「私には夢がある」のスピーチを思い出していました。

 

いつか多様な立場の人が、親も子も卒業生も、障がいがある子もない子も、誰もが自分のペースで安心して同じテーブル、同じ場で肯定的なコミュニケーションが出来る日がある

守り続けていては、手に入らないものもある。
壊して、おおきく再生していくこともある。
思い通りにいく日もいかない日も、夢にまで見た日に繋がる変化の扉、チャレンジのチャンスなのかもしれません。

 

こんな嬉しい日があるのも、8年間、どんな時も続けてこれたからこそ。
先生方や支えて下さる多くの方々、そして私と出逢ってくれた生徒達に心からの感謝を!

あなたの夢も叶いますように

洗濯は実はとても沢山の〇〇で…

2021.06.26 カテゴリー: ( ブログ )

洗濯といえば、ボタン一つで出来る時代。のはずなのに、
洗濯をするまでの道のりが長すぎて疲れてしまう事ってありませんか?

 

皆さん、こんにちは。
いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。

 

「いやいやいや、洗濯物を洗濯機に入れてボタン押すだけだよね?」
そんな声が聞こえてきそうですが、実は数年前までの私は洗濯までの道のりに疲れ果てたり、迷子になってしまったり、、、つまり私にとって洗濯は難易度の高いものでした。

 

何がそんなに難しいのか?自分でもわからずボタンを押すだけのはずなのに上手く洗う事が出来なかったり、洗濯機を回しても洗いあがった洗濯物を干すことが出来ず(忘れてしまったり、仕事の前の時間配分を誤って干す時間がなかったり)干されることのないまま何度洗濯機の中で洗われ続けたことでしょう。

 

こんな簡単なことのはずなのに出来ない=能力が無い自分=ダメな自分

そんな風に当たり前の生活の一部で自分を繰返し否定してしまっていました。

 

大きな失敗も仕事の信用に関ったりダメージも大きいですが、日常的な上手くいかない事の積み重ねはだんだん後から効いてくるボディーブローの様にダメージが蓄積されていきます。

 

改めて洗濯について考えて見たときに

①洗濯物を集める保管する
②どこまで溜まったら洗濯するか判断する
③色物柄物洗剤などの把握と判断
④その日の天気に応じて洗濯をするのかしないかの判断
⑤天気に応じて外に干すのか部屋に干すのかの判断
⑥その日のスケジュールに合わせて今から洗濯をして干すことまで時間があるのかの計算

多くの人が洗濯をするときにする判断が私にとっては複雑すぎて、何度洗濯をしても失敗することも多く疲れ果てる家事でした。

 

本当は家族の洗濯物を干すときに、外の風を感じながら青い空を見上げて家族と一緒に暮らす喜びを味わえる洗濯はすごくすごく好きな家事でした。

私を幸せにするものとまで言える洗濯がその複雑すぎる工程で私にとってはダメな自分を感じる、ひいては疲れ果てる家事になってしまっていました。

 

そこで私がしたのは判断の工程のシンプル化でした。

①洗濯物は一つのかごへ
②一回の洗濯の量に合ったかごを用意して、このかごが一杯になったら洗濯をする、と視覚化
③使う洗剤が違う家族ごとにかごを用意する。このかごにはこの洗剤と一セットにする。④どの天気でも必ず毎日洗濯するとルール化する事で判断のエネルギーを省エネ
⑤雨でも干せる場所を定位置にする
⑥仕事の日でも洗濯が出来るスケジュールを決める。その時間を過ぎたらその日は洗濯をしない。

もちろん厳密なルールでは無いですが、これでいいという最低限自分に合ったマイルールを作ることによって、私が一番エネルギーを使っていた「判断」をシンプル化、省エネすることで幸せな洗濯が戻ってきました。

 

なんだか上手く出来ない事や、とてもエネルギーを掛けて疲れ果ててしまう事は、あなたがダメなのでもなく、出来ない人なのでもなく、あなたにとってやりやすいやり方になっていないだけかもしれません。

 

つまづきやすさは目に見えるもの以外も多いもの。

あなたにとってのつまづきは、あなたが楽になったり、楽しく幸せに生きるヒントが隠れているのかもしれません。

もしよかったらこんな風に言語化して見てみてくださいね。

W&H統括事務局
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