怒りの感情との付き合い方
2024.09.06 カテゴリー: ( ブログ )
最近、怒りを感じた時はどんな時でしたか?
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。
昔、小学校にお仕事で行った時に目にした学級目標に、
「みんな 仲良く、怒らない」
というものがありました。
怒らないで、穏やかに皆仲良くコミュニケーションがとれれば確かに最高かもしれません。
しかし、和声は「怒らない」という言葉に、ちょっとした違和感を感じました。
コーチングでは、喜怒哀楽問わず、感情が動くのは大切なものがあるからこそ、と言われています。
そう、怒りも、その人にとって大切なものがあるからこそ感じる感情であり、喜怒哀楽どれもが大切な感情の一部なのです。
とはいえ、怒りは感じたくないと思いがちな感情でもあります。
(怒りだけでは自分も相手も疲弊しますし、せっかくの大切にしたい思いも伝わりにくくなったりもします)
怒りが湧いてきた時のポイントは、
①怒りをしっかり感じる
②何が大切だったから?とノートに書き出してみる
③相手や状況に振り回されずに、自分が本当に大切にしたかったものを大切にすることに集中する
この①②③ができてくると、感情コントロールになっていきます。
湧いてくる怒りも感情そのものも、わかさないようにコントロールし過ぎては、逆効果で心が止まってしまいます。
湧いてくる感情や怒りとどう付き合うか?
どう表現するか?は、コントロールしていけそうです。
あなたが、怒る時、本当は何を大切にしたかったから、怒れてきたのでしょう?
大切なものを大切にするために、あなたに出来ることはなんでしょう?
身体がしんどい時、身体さんへの一言を
2024.08.02 カテゴリー: ( ブログ )
猛暑に梅雨と身体にも負担のかかるこの季節、皆さん体調はいかがお過ごしでしょうか?
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。
もし疲れや熱中症の頭痛のように痛みがある時には、少しでも優しい言葉と共に痛みのある手や頭、腰を「ヨシヨシ」とさすってあげてみてくださいね。
治りはしなくても、痛みを感じやすくするストレスホルモンのコルチゾールを下げるエビデンスもあるので、おすすめです。
自分で自分に無理をさせすぎずに、痛みにイライラせずにすむように。
24時間365日動き続けている内蔵はじめ自分の「身体さん」にも、労いの温かい言葉かけてあげてくださいね。
「よく頑張ってくれてる!
身体さん、ありがとう!」
当たり前のことですが、睡眠や食事、水分や塩分の摂取に十分な休息が一段と大事になるこの季節。
双極性障害の躁状態や鬱状態になると、当たり前の睡眠や食事が摂れなくなりがちな和声は、より一層、身に染みます。
皆さま、健やかな夏を過ごせますように。
「誘導や押しつけにならない伝え方」
2024.06.30 カテゴリー: ( ブログ )
「誘導」と言うと、どんなイメージでしょうか?
あまり良いイメージは無いかもしれませんね。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。
親子の会話にしろ、職場にしろ、何にしろ、誘導はしないで自由に話し合える方が、意見も言いやすく、顔色も伺わずに済み良い話し合いがしやすくなります。
お互いにとって良い話し合いにする時に気をつけて欲しいことが、誘導や押しつけをしないこと。
かと言って、もちろん意見を伝えていけない訳ではありません。
意見は伝えて、その上でどちらを選ぶもよし、どう受け取るか(あるいは受け取らないか)は相手の自由。
答えを持たずに、相手の「視野を広げるために」伝えるのはありですよね。
その時は、
①「すこし思った事があったんだけど、お伝えしてもいい?」と聞いてから
②「……と私は思ったんだけど、読んで(聞いて)くれてありがとうね。○○さんは、どう思ったかな?」 と感想や意見を「必ずセット」で聞く
すると、相手を尊重しつつ、押し付けや誘導になりにくくなります。
ちょっとした工夫で、日々のコミュニケーションから味方を届けていくこともできます。
あなたが尊重したい意見は、誰のどんな意見ですか?
相手の視野を広げるために、伝えたいのはどんな想いですか?
あなたが、今日も大切な人の味方になれていますように。