Blog for hope ~夢を与えるブログ~

環境変化が不安なあなたへ「人間関係の極意」

2024.04.09 カテゴリー: ( ブログ )

あなたの春は、どんな環境変化がありますか?

いつもご覧くださり、ありがとうございます。大人の発達障がい当事者で、コーチング講師の和声です。

卒業、入学、入社は元より、引越しなど大きな環境変化が自分にも周りにも多くなる季節ですね。

障害のある方や、繊細な若者などとお話していて、最近よく話題になる環境変化は、実は自分の事ではなく周りの変化からの影響による「環境変化」だったりします。

 

担任の先生、上司、主治医、ヘルパーや訪問看護・支援事業所など、担当者の変更は、支えてくれる存在のため思いの外、大きなストレスとなっています。
人によっては、不安と恐怖から、時には予期不安で過呼吸などパニック発作を起こす人も。

 

こんな時にオススメなワークをご紹介します。
①やり方(スキル)と②在り方(マインド)に分けてお伝えしますね。

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①やり方:良かった出会いノート
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ノートに、今まで出逢ってきた良い人たちを書き出してみます。

支援者だけでなく、家族や趣味の繋がりでももちろんOK。今は関係性が無くなっていてもOK(学生時代の誰々など)
人間関係でイメージが湧かなければ、良い楽器店、お気に入りのラーメン屋さんなどお店や気持ちのいい店員さんやコミュニティなども良いですね。
推しがいる人は、ぜひ推しを書きましょう!
人が難しければ、お気に入りのアクセサリーなどの物でも、逆に楽曲など形のないものでもOK!
出逢えて良かった、と思える存在を思いつく限り書き出していきます。

 

「私は、自分にとって良い出逢いを引き寄せる運の強さを、間違いなく持っている!」

と、自分を信じる種を持つことから始めます。

離れていくものも、変化することも、生きていく中では自然なこと。

怖くて寂しくて恐ろしいけれど、悪いことじゃない。
変化しながら、ちゃんとまた良い人と出逢ってきたはず。
少なくとも、和声のブログに出逢ってくれていますね。
出逢ってくれてありがとう!

私も10年近く助けて貰っていたヘルパーさん(毎週毎週1番話を聞いてもらい支えてもらってきた方)がいましたが、事業所の廃業で新しく変わる事がありました。

 

どんなに勉強してきても、成長してきても、和声だって怖いものは怖い!
そんな環境変化の時に実際に試して、効果絶大、不安と恐ろしさを乗り越えられた方法です。

 

 

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②あり方:自分を信じて自立する
○良い人と出逢えてきた自分を信じる
○相手次第から、自分次第にする
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どんな人と出逢うかが不安になるのは、相手に「してもらおう」
(安心させてもらおう、幸せにしてもらおう、助けてもらおうなど)
と思っているからです。

 

自然な思考ですが、実はこれが落とし穴。これ、相手次第なんです。

相手次第とは、相手の言動や反応などによって振り回されている状態ですね。
だから不安も恐怖も止まらなくなる。止まらない不安の感情が、身体症状で表現されるとパニック発作や腹痛などで現れることもあります。

 

私が今回、ヘルパーさんの変化から改めて感じて、覚悟し直したこと。
それは支援者に対しても、 お医者さんに対して、例え、こちらが障害者や利用者だとしても、 「助けられるだけの人」ではないということ。
欲しい関係性は、自分次第で作っていくということ。

 

未来への不安は、過去の多くの傷つきと一緒に、他ならぬ自分の事を無力な存在、虐げられる存在として扱いがちになります。

ついつい、
私は患者だし、利用者だし…
相手はプロだし支援者だし…
やってもらって当たり前、
前の人もしてくれたから次の人も当然これくらいはしてくれるはず、言ったんだから分かってくれるはず、
と思いがちな自分に気付きました。

 

しかし、そうではなく。

・自分から、相手にも理解してもらいやすいように丁寧に伝える。
・伝えたとしても、分かってもらって当然じゃない。伝わるまでが私の責任。
・コミュニケーションは相互、1回完結ではなく、スタートしたばかり。

 

支援者と言えども、相手を一人の人として見て、労いや感謝を忘れず、良いところを見て伝える。
やってもらって当たり前、前の人もしてくれたから当然ではなく、
「当たり前に分かってもらえる・助けてもらえる」期待を手放し(減らし) ていく。

 

期待を手放すとは言え、自分なんて分かってもらえない、誰も助けてくれない、のとは違います。
分かってもらうことも、自分と相手が共に作る共同作業のイメージです。

 

お仕事をする時の自分のように、助けてくれる人、支援者さんやお医者さんに対して【おもてなし】を自分ですると決めました。

いい自分だけを頑張って見せている訳でもなく、自分のためにした選択。

 

それは、ドラえもんののび太のように、「ドラえも~ん!何とかしてよう!」とリクエストするだけの子供の立場から、大人同士の対等な関係へ変わるイメージ。

どんな支援者さんか?相手がどんな人か?で関係が決まるのでなく、
「どんな関係性をこれから作っていきたいか? 」を主体的に考えていくことがとても大切なポイントです。

 

今日はちょっと心の筋力が必要なチャレンジですが、支援を受ける時だけでなく、人間関係の極意にもなる本質的な方法をお伝えしてみました!

さあ、ここまで読んでみていかがだったでしょうか?

あなたの春の不安が、ほっとしたり、何とかなりそう、何とかできそうになりますように♪

 

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支援者さんと上手く日もいかない日も、和声は見守っていきますね。
もし困った時には、和声と一緒に作戦会議もできますよ。

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