工夫しても出来ない、、、そんな時は
2019.02.20 カテゴリー: ( ブログ )
皆さん、こんにちは。
ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。
今回のテーマは「工夫しても出来ない、、、そんな時は」
これまでブログでは発達障害の特性で困る事をどう工夫して乗り切るか、そんな視点の記事が多かったと思います。ちょうどニュースでも紹介しているJYCの発達特性分科会でまとめでお話してきた事ですが、
【 全ての工夫は自分のやりたい事をする為(自分づくり)= エネルギーバランス 】を取る為にしています。
もちろん工夫は大切でまだまだあるので、これからもたくさんご紹介していきたいと思うのですが、どんなにどんなに工夫をしたとしても、今日のテーマ「工夫しても出来ない、、、そんな時は」も必ずあると思います。
そんな時に私がしている事、考えていることを少しお話したいと思います。
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④工夫しても出来ない、、、そんな時は
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私が工夫しても出来ない事の代表格。
【体調管理】
→年々年齢に逆行して元気になって来ているものの、どんなに工夫しても気を付けてもアップダウンやブレーカーが落ちるように疲れ果ててしまいます。
⇒お医者さんからの一言
「そうだね、どんなに気を付けていても倒れるときは倒れちゃいますね。
そんな時は・・・休むんですね。」
⇒エリーからの一言
「よかよ~!そんな時は・・・今は冬だから(冬季鬱傾向があります)春まで冬眠してくださ~い♪」
【躁転した時の衝動買い】
→700人くらい集まったJYCフォーラムのマルシェでテンションが上がり、沢山買い物してしまいました、、、
⇒私から私へ一言
「そんな時は・・・日本経済に貢献できた!
素敵な生産者さんと出会えた、応援出来た。嬉しい。」
【転んだ時】
→JYCフォーラムの発表直前、大学の階段で派手に転んで持っているもの全て飛び散らかり、黒いタイツは真っ白に、、、
⇒私から私へ一言
「落ちたものは拾えばOK!
汚れたタイツは拭けばOK!
骨折してなければ問題なし!
この後の発表でADHDのエピソードと笑いのネタになる!!よし!」
「工夫しても出来ない、、、そんな時は」
こんな考え方もあるのかもしれません。
私が今まで出会った人たちから貰ってきた言葉や考え方。
私がコーチングを学んで身に着けた考え方。
もしこのブログをご覧の誰かが工夫しても出来ない、、、そんな時に寄添える言葉があればとてもうれしいです。
次回は「私の人生を変えた人たち」についてお話したいと思います。
『堂々とサポート&ゲーム感覚の工夫③』 ~ 忘れないためではなく「忘れた後に思い出す」為の工夫について ~
2019.01.16 カテゴリー: ( ブログ )
皆さん、こんにちは。
ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。
本年もよろしくお願い致します。
今回は、日常生活や仕事の中でもADHDの特性が強く出ている「忘れん坊」と、忘れないためではなく「忘れた後に思い出す」為の工夫について書いてみたいと思います。
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③忘れないためではなく「忘れた後に思い出す」為の工夫について
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私はADHDの特性で短期メモリが弱くなっています。
多くの人もたまには冷蔵庫を開けて「何で冷蔵庫開けたんだっけ?」ということもありますよね。
私は何か思いついても、次の事をしてしまったり、何か話しかけられたり、体や意識が動いた瞬間にすっかり忘れてしまうのが、毎日の通常運転です。
携帯を持ちながら「何をしたかったんだっけ?」(スケジュール?、メール?、電話???)
手帳にメモを書こうとして「何書こうとしてたんだっけ???」
ただ忘れてしまう、覚えられないだけではなく感覚過敏やストレスなどで記憶量が一段と減る事があります。
人と自分を比べていた時はこんなことも覚えられない自分がバカみたいで情けなくて何とか皆みたいに覚えようとしていた時は、失敗だらけでした。
発達障がいのADHDで私はこういう忘れっぽい所がある。それが私。
皆と同じ様には覚えられないけれど、その私のまま覚えられなくてもやりたい事は諦めないと決めてからは
【忘れないためではなく「忘れた後に思い出す」為の工夫について】
考えて試していく様になってから不思議と失敗も減り何より生きやすくなってきました。
どんな工夫をしているかというと、例えば物を覚える事と時間配分が苦手な私が困るのは、毎日のスケジュールを何事もなくこなす事だったりします。
なので毎日大活躍なのが携帯のアラーム!
例えば今日の一日
6:00 起きる
7:30 ゴミ出し
8:30 出かける準備スタート
9:20 〇〇へ移動、10時着
10:50 面談終了
11:30 △△へ移動、12時30分着
17:00 □□へ移動、17時30分着
18:20 面談終了
18:45 ☆☆へ移動、19時30分着
20:30 打合せ終了
21:00 アイスクリームを買って帰る
この他にも自転車に乗って帰る、洗濯を干すなど、ちょっとした事ほど覚えていられないので私の第二の脳「アラーム」が毎日大活躍です。
次回は「工夫しても出来ない、、、そんな時は」をテーマにお届けしたいと思います。
『堂々とサポート&ゲーム感覚の工夫②』 ~ 一番苦手なITをサポート、ITドクター早川 ~
2018.12.20 カテゴリー: ( ブログ )
皆さん、こんにちは。
ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者&コーチング講師の和声です。
今回は10月に引き続きいよいよ一番苦手なIT分野のサポートについて書いてみたいと思います。
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②一番苦手なITをサポート “ITドクター早川”
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「見るのも触るのも、ものすっごい嫌そう!!!!?」
これは私のIT分野を全面的にサポートしてくれているITドクター早川が、初めてあった時に感じた「和声のIT全般に対する印象」でした。
一番苦手と書いているものの、実は苦手を通り越して生理的に無理、パソコンを触っていると体の震えと吐き気がして来るほど嫌でした。
何がそんなに嫌かというと、言葉にこだわりがあるので、パソコンで文字を打つ時に、自分の考えていることが画面に現れるまでに、打つ、変換するなどの工程が多すぎて、思ったように打てないことに腹が立ってきて集中しすぎてエネルギーを使い果たしてしまうのがとても嫌でした。
そんな私が今こうしてブログを書けているのは、実は私が口頭で話した言葉をITドクターがパソコンに打ち込んでくれているからです。
人の時間と労力を奪う事に申し訳なさと罪悪感、こんなことも人並みに出来ないなんてダメな自分と、自己否定がずっと付きまとっていましたが、エリーから「分からないこと、苦手なことは出来る人、得意な人、プロの人に任せよう!そして和声は、和声にしか出来ない事、和声の出来る事、得意な事に集中しよう!」と言ってもらい、かなり楽になってきました。
具体的にITドクターにお願いしてるのは、、、
仕事では
・ブログやニュースの更新(文字起こし→HPにアップする)
・講演会資料などのパワーポイント作成からデータ送信まで
・スケジュール管理(手帳からgoogleカレンダーへ移行)
・メール送受信の仕組み作り(パスワードがわからなくなってしまっても大丈夫なように)
プライベートでも
・購入支援(商品情報の比較、ネットでの申込みなど)
→例:睡眠を記録出来るスマートバンド購入(睡眠障害により眠れる時、眠れない時のアンバランスが大きい為、記録に残ることで健康管理やエネルギー配分を考えられるようになった!地味にとてもうれしいのがスマートバンドと携帯を連動させて、携帯をなくした時に携帯を鳴らして見つけることが出来る機能!)
・新幹線のEXカードの発行手続き代行
・携帯機種変更(お店同行支援、通訳機能…お店の人が説明してくれる事を和声の場合はこうですよと、わかりやすく通訳してくれたので時間とエネルギーが大幅に短縮された!)
エリーとITドクターの共通点を考えると
1.私が信頼できる人
(独特な和声語やペースに付き合っても苦痛じゃない人)
2.プロフェッショナル
(豊富な知識情報と和声の場合はコレ!と一番のプランを提案してくれる)
3.リアルに会える
(最初のうちは対面や同行支援、慣れてきたら遠隔対応もあり)
人と言葉と1対1のコミュニケーションなど私のこだわりやペースも面白がって関わってくれる人達に出会えて幸せ者だと改めて思います。
このブログを読んでくれた当事者の人も罪悪感なく人を信じて、ちょっとサポートしてもらう勇気に繋がれば嬉しく思います。