「発達障がい女子中学生の苦悩 ~私はどんな存在?~」
2018.06.24 カテゴリー: ( ブログ )
いつもありがとうございます。
和声です。
今日のブログは、いつも少し違って、詩のようなものを書いてみました。
これを書いたきっかけは、
ある女の子と過去の私が重なって見えたからでした。
ある時、中学生のその子に、私はこんな質問をしました。
『⚪️⚪️ちゃんは、お母さんにとって、自分はどんな存在だと思う?』
これは、自分が自分をどのようにとらえているか、自己肯定感なども分かる『自己イメージ』を聞いてみた質問でした。
そこで、その子が答えてくれたのは…。
『私は迷惑な存在』
『私はいない方がいい存在』
その子も発達障害があり、その時は落ち着いて話すことや聞くことが難しそうな状況でした。
そして学校でも、人と違うことで生徒同士だけでなく先生ともトラブルが多発。
家庭でも、愛情深い親御さんではあるけれど、その分深く悩まれ、親の笑顔よりも不安そうな顔で注意されることばかり見てきたようでした。
出来ること、出来ないこと。
いろいろありますね。
人と違うことは、悪いことじゃない。
違いで、悲しんで苦しむか。
違いで、楽しんで面白がるか。
私達は、どちらも選べる。
私達は、どちらも経験できる、味わえる。
『皆さんは今、自分のことをどんな風に思っているでしょう?』
『皆さんの大切なあの人、あの子は、自分のことをどんな風に思っているでしょう?』
「名古屋市子ども若者総合相談センター」で「おしゃべりタイむ」始まりました!
2018.05.28 カテゴリー: ( ブログ )
みなさんこんにちは!和声です。
5月9日に「名古屋市子ども若者総合相談センター」で「おしゃべりタイむ」のファシリテーターをして来ました。
おしゃべりタイむは、雑談がちょっぴり苦手な女の子たち限定の女子会です。
私は『女子会』この言葉はワクワクと緊張のドキドキと色々混ざった響きに感じます。
今はコミュニケーションスキルのコーチング講師なんてしていますが、雑談や女子会、親睦会は元々得意ではありません。
昔はコーチングを学ぶ前には頭痛がしたり、実際にストレスで吐いてしまったりするほど苦手でした。今もエネルギーを使って人とコミュニケーションをしていますが、多少疲れても人とかかわる楽しさも感じられる様になりました。
ちょっぴりコミュニケーションが苦手な女の子達とおしゃべりの楽しさをドキドキしながら感じてもらえる仕掛け一杯のおしゃべりタイむ!第二回も楽しみにしています。
※)残念ながら一般募集はありません
人に必要とされていないと感じた時、私は動く事が出来なくなりました。
2017.11.21 カテゴリー: ( ブログ )
W&Hブログをご覧の皆さま
こんにちは。
いつもありがとうございます。
和声です。
これから、発達障がいをもつ当事者発のブログを少しずつ更新していきたいと思います。
実は、私はとてもパソコンや携帯など機械が苦手です(>_<)
このブログも心地よくマイペースで書いていけたら嬉しく思います。
今回は、私と同じように発達障がいをもっていて、深く悩みながらも、力強く生きる女性、Tちゃんの文章をご紹介します。
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人に必要とされていないと感じた時、私は動く事が出来なくなりました。
大学に入って、きっと何もかもが変わる。花開く時間を過ごせる。
キラキラした世界が私を待っているなんて思っていたけれど、
見事にその想いは打ち砕かれ、崩れました。
誰とも話さない。
学校のどこに自分がいていいのかわからない。
それは命の危機に繋がるほどの孤独感を生み出し、その後の私の人生に暗い暗い影を落としたのでした。
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Tちゃん、
本音を話してくれる勇気と共にこの文章を書いてくださり、ありがとうございました。
Tちゃんの悩み、
◆人との関わり方
◆他の人との違い(普通じゃないこと)
これは、
◆人とのコミュニケーション
◆自分とのコミュニケーション
が上手くとれていないことが根底にあるのかな、と感じながら読ませてもらいました。
コミュニケーションの悩みは、単なる悩みでは終わらず、就学、就職、恋愛、結婚、子育て、日常生活など人生の重要な場面にも影響していきます。
私も30年前、中学1年生の時に登校拒否児となって(当時は不登校という呼び方も、学校に行けない子どももほとんどいなかった時代でした)、学校での居場所のなさ、生きるのではなく息をするだけの孤独も味わいました。
その後、発達障がいの二次障害である、うつや、パニック障害、双極性障害などなど…になりますが、その根底はいつも、Tちゃんが書いてくれたように自己肯定感を感じられず、自分の存在を否定しながら生きる生き辛さと同じでした。
そんな私が、今は発達障がいの二次障害は、『レインボー(虹=二次)じゃないですよ~(笑)』
鬱病は『うつ(鬱)くしい、のうつ病じゃないですよ~(笑)』
なんて、笑いに変えているのです。
おまけに、あんなに人が怖くて、皆についていけないことが恐くて、中学は1年半も通えなかったこの私が、30年経った今、なんと、高校でコミュニケーション(コーチング)を教える先生になっている。。!!
人生、何があるか、分かりません!
生きていればこそ、そこから、可能性は無限大に拡がります。
私は沢山の人に出会いながら、傷付きながら、助けられながら、、、そして私らしく幸せに笑いながら、今、生きています。
『生きてきて、良かった!』
『この私で、良かった!』
と心から、感じられるようになりました。
もちろん、今も発達障がいの特性や、二次障害の双極性障害の症状からくる生き辛さもありますが、それでも、
『アンバランスが、和声のバランスだね☆』
と言ってもらえるような、自然体でありのままの私の居場所や繋がりがあります。
どうぞ、このブログをご覧の皆さまの元にも、ありのままの自分で生きられる居場所が増えますように。
届けられますように。
これから、ブログや活動ニュースにおいても
自分の居場所づくりのヒントもお伝えしていきたいと思っています。
『希望よ、届け!』そう心から願っています。
和声