Blog for hope ~夢を与えるブログ~

失敗した時のリカバリーの極意

2023.11.23 カテゴリー: ( ブログ )

失敗は得意ですか?不得意ですか?

 

いつもご覧くださり、ありがとうございます。大人の発達障がい当事者で、コーチング講師の和声です。

 

失敗に得意とか不得意ってあるの?と疑問に思われる方も多いかもしれませんね。

生まれて初めて、和声も使ってみた言葉。

 

「失敗が得意。もっと言えば、失敗は数多くしているからこそ、失敗で死にたくなる事も生活困窮者になる事もあった。逆に失敗をリカバリーして、失敗前より更に良い方法や環境まで作れたら、“上手に”を超えて、“得意”と言えるかも」

 

そんな風に捉え直しながら、今日は
『和声版!失敗した時のリカバリーの極意』
をお届けします。

 

私はADHDの不注意うっかりミスと、双極性障害(鬱期)脳の判断力の低下が重なると、有り得ない程のとんでもない失敗、ミスをおかしてしまうことがあります。

例えば、10年間毎月同じ時間に通って100回以上しているお仕事の開始時間を勘違いして、仕事に間に合わなくなってしまう。
会社員や学生さんでも、遅刻は社会的信用に関わります。

特に私の場合は、コーチや講師として動く時は、もし遅刻するなら、自分の代わりをしてもらえる人はいないし、特に講師なら多くの方にお待ちいただく事になってしまいます。

1回の失敗、遅刻で、二度とお仕事を戴けなくなる事も十分あります。

そもそも、生活困窮者までなったのも、どんなに心を込めてお仕事をしたり、成果を出せても、多くの人が当たり前にこなす「遅刻や簡単な事を失敗をしないこと」が出来なくて、人としてはいいは人でも、想いはあっても、社会的信用を失う続けていた所も大きかったのです。

では、ここでは今回の10年で初めての大失敗を紐解いてみます。

 

【要因と改善策】
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○要因1 「鬱×ADHD」
脳のパフォーマンス下がり特性が強く出てしまう。
(具体的に予兆としては、人の気持ち分からない、言いすぎる、落ち込みやすい、怒りやすい、余裕が無いので相手にきちんとしてほしくなる=安心させて欲しくなるなど)

(改善策)
・薬の増量→主治医と既に相談で増量中だった、対策していたが失敗を回避できず。
・現状の共有で一緒に動く人にチェックと声掛けしてもらう →前日にw&Hチームの仲間にはLINEで共有済。しかし1人で動く仕事でいつもやってきていた為、共有していても、一緒に動いて気付いて声かけしてもらう事は今は限界がある。

 

○要因2 「タイマー」
️⭕️普段タイマーを駆使して日常生活とお仕事を維持している。
例えば、起きるタイマーだけでなく、準備を始める、出掛ける、電車に乗る降りる、傘を持って帰る、自転車に乗って帰る、などなど。
毎回タイマーを掛ける事で、今回のように勘違いした時に現在最新の私は、自力で気付けない事が発生する事が分かった。(発見)

(改善策)
①毎月1回の仕事でも、その仕事用のタイマーを固定しておく。変更しないで残しておいて、毎月1回使う。
②毎月のお仕事でも、スケジュールアプリに、毎回、前月の乗換スケジュールを日にちだけ変えて「同じ時間で」入れる。
→単発のお仕事は緊張感があり、まだ気付いたり自分でも何重も確認する事が出来るが、毎月同じ時間の電車だと100回乗って覚えたつもりになっていた。
出来る時がどんなにあっても、調子によってこんな有り得ない失敗を起こすと分かったので、慣れずに単発のお仕事と同じ基準と丁寧さでルーティンを守ると決める。
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ここから分かったことを、いつもお届けしている味方学から「自分の味方になる」視点に当てはめてまとめてみると…

🔴自分の味方になるとは
①目指しているものを理解する
️⭕️ここでミスをするんだ、と最新の自分をより理解出来た。
️⭕️自分にとってミスが起きる仕組み、環境を発見できた。

 

②今と未来に大切にしたいものを大切にする
️⭕️嘆くより反省、反省とは自分を励ますこと
️⭕️今と未来の自分が、本当は大切にしたかったものを明確にし直すチャンス

 

③思い通りにならない時も、自分の可能性を信じて見守る
️️⭕️要因の分析によって、どんなに障害や特性が強くても、大切なものを大切にする事を諦めないために、 「改善策、工夫」を発明することが出来た。

やっとここまで言語化が出来るようになりました。

 

特に障がい当事者さんや傷付きやすい人に、大切なこととして改めて今回、気づいたことがあります。

それは、失敗した時に思いのほか、パニックになる、自分を責める、落ち込む、死にたくなるという事です。

まず、1番最初に手厚くするべきは自分のケアです。
️⭕️気持ちの切り替えで、 最善の行動にする
→気持ちの切り替え方を、帰宅後に好きなものに没頭したり、睡眠で切り替える人は多いですが、職場や学校で「すぐ、その場で」出来る切り替え方法を持っている方はかなり少なかったです。
今後、講座やワークショップ、コーチングなどで一緒に見つけていけるといいなと思います。

 

️⭕️素直で最速の謝罪と報連相で、被害を最小限にする
→特性的に言い訳や他責にしてしまう方も多いようです。(本人は悪気なくただ事実を言ってるだけなんですけどね)
ある意味、自分の感情や思考にはこの上なく素直なので、どうしてこの順番で言うのか、どう言うふうに考えると自分の正義や信念を殺さずに謝れるのか、などを言語化することで、事態の悪化だけでなく、ひいては人間関係悪化を食い止め、改善が出来る可能性を感じました。

 

️⭕️①分析②工夫③プラスのリソース(資源)化の3STEPで、失敗を誰かの為に生かせる最高の未来にする
→私のこのブログを、「失敗した時のリカバリーの極意講座」にする事で、死ぬ思いをする程、同じ様に苦しんできた人達の生きやすさのヒントやツール作りが出来る。

 

講座にしなくても、きっと自分が失敗しないで済む仕組みは、誰もが失敗しないで済む環境やコミュニケーションを社内で構築出来た未来に繋がっている…。

そして、どんなに障害があっても、障害や特性を言い訳にしないで自分の可能性をとことん信じて地道に拡げて行く。
その前向きな姿勢は、きっといつか
・これからも一緒に働きたい人
・もっと応援したい人
・自然と育てたくなる人

そんな無くてはならない、愛される存在、愛されキャラになることでしょう。

 

失敗を失敗で終わらせなければ、それはとてもよい経験にも、プラスのリソースにもなる。

あなたも一緒に、自分の味方になりながら、失敗から可能性を拡げていきませんか?

1人で悩む過ぎて分からなくなったら、初回無料30分電話相談やLINEコーチングや体験コーチング(有料)でいつでも和声に相談してみて下さいね。

 

あなたなら、出来る!出来る!

「苦しい感情の処理の方法」

2023.09.30 カテゴリー: ( ブログ )

コーチングはコミュニケーションスキルの中でも、質問型コミュニケーション。

 

質問(コーチング)をするのが私のお仕事ですが、
実は障がい当事者としてや、支援の現場を持ちスーパーバイズさせてもらう立場からも、質問されることも、多かったりします。

 

いつもご覧くださり、ありがとうございます。大人の発達障がい当事者で、コーチング講師の和声です。

 

さて、最近して頂いたご質問はズバリ!

「苦しい感情の処理の方法はどうしてますか?」

 

和声なりの方法は4つ。
今回、改めて振り返り、言語化してみました。

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①話す
(LINE含む/誰でもいい訳ではなく、話して前向きになる人を選んで話す事が重要)

 

②書く
(ノートの見開き。
左のページに不快感情や紐着く出来事を書きなぐるように書く。
後から右ページに、客観的に味方の立場で否定せず受け止めてあげる返事も書いてみる)

 

③苦しさの本質を見つけて学ぶ(行動を変える)
誰かや何かのせいで苦しいのではなく、
「自分は何を大切に出来ていないから苦しいのか?」を明確にして、
大切なものを大切にする行動に変える。

 

④1人で難しい時は、セラピーやカウンセリング、コーチングなど有料サービスを使う。
(相性もあるので無料や定額お試し等で、まず合うかどうかを試してからするのも大事。
特に繰り返しているパターンや感情はセラピー等が効果的。)
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私の場合、①~④をよくやっていました。

 

他には、対処療法ではあるけれど、気分を変えるには、
一人カラオケ、フィジカルトレーニング、散歩や読書、新しい趣味を始めるなど、行動から変えるのもオススメです。

 

和声は今年、
(死ぬまでにいつか)走れる自分になりたい!とふと思い立ち、ランニングシューズ購入。
また友人のお料理教室やプチ英会話で、楽しく教えてもらったりしています。

運動も料理も英語も、実はトラウマや不快感情と強く紐着くキーワードでした。
長い年月と様々な取り組みから、今は癒しから始まり自分が楽しみたいこととして選び直せるまでなりました。

 

極論、暇だと過去のことや苦しさも考え続けてしまうので、今を充実させることを意識しての対処療法も効果有り。

身体の内面、外見。お肌や爪、髪、ボディラインを綺麗にお手入れする。
家の中を片付ける、掃除をする、自分が食べたいご飯を自分に作って食べさせてあげる、行きたかった所に連れて行ってあげる。したかったことをさせてあげる。

そんなささやかで良いので自分と仲良くなること、
自分との信頼関係を深めることを特に大切にしていくと、
根本的に苦しさが救われ、誰かに依存しないですみ、人生が好転していくなぁと、個人的に実感しています。

 

喜怒哀楽の中でも、幼いころから発達障害ADHDで感情のコントロールが難しく怒りが多く、
鬱やPTSD(トラウマ)になってからは不安・悲しみ・辛さ・絶望…など不快な感情こそが私の相棒のように毎日毎日共に生き抜いてきた和声でした。

 

私なりの
「不快感情の処理方法」
は、いつしか
「ありのままの自分との付き合い方、生き方」
に変化してきたようです。

 

少しでも、不快感情と共に生きる何かの参考になるものがありますように。

コーチングスクール開校へ和声の想い

2023.08.01 カテゴリー: ( ブログ )

16年前は、皆さんは何をしていましたか?

いつも読んでくださり、ありがとうございます。
大人の発達障がい当事者でコーチング講師の和声です。

 

ニュースでもお伝えしましたが、この度発達障がいの当事者さんも、サポートしたい方も、誰もが一緒に学べるコーチングスクールを開校する事になりました!


 

私がコーチングアカデミー名古屋校に入校したのは、2007年8月、16年前になります。

 

コーチングアカデミーのマスターコーチングと、否定しないで認めて下さる味方に出会えたお陰で、今の私があります。
16年前の入校当時は診断されていませんでしたが、発達障がい(ADHD)からくる生き辛さの真っ只中で、うつ病・無職の31歳だった私も、現在はコーチングを教育、就労支援、若者や障がいのある方達の自立支援、企業での定着支援、支援者育成など
様々な場所へお届けさせて頂いております。

 

16年何度も夢見てきた大きな目標「コーチングスクール」を立ち上げる事運びとなりました。

 

内容は、コーチングアカデミーと同じマスターコーチングのカリキュラム(全26単元)を、発達障がいの方だけでなく、発達障がいの方のサポーター(親、家族、パートナー、先生、医療や福祉の支援者、上司など関わる人すべて)に向けて、私の個性でもある『一緒に(with)』学べるスクールを目指します。

 

スクールでは、本当に人生の主人公としてイキイキと生きられるように皆様から頂いた沢山の味方と愛情溢れる『肯定の文化』を、これからもう1人の我が子を生み育む覚悟で更にお届けして参ります。

 

両親を亡くした私にとって、
家族のようなエリーと2人で開校出来ることは、人生の喜びであり、W&H(Wish & Hope)の理念を体現できる形だと自負しています。

 

まだまだ未熟で足りない事ばかりの和声でございますので、
今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
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16年前に始まった和声の「コーチングの学び」は、やっと恩送りのステージに来れたのかな、と思います。

あなたの未来も、可能性に満ち溢れていますね。

誰もが、何歳になっても、本当に生きたい未来を生きられますように。

W&H統括事務局
TEL:052-217-1229 Mail : kibou-negai@wish-and-hope.com Add: >>GoogleMap